戦後民主主義 電子書籍版
110円(税込)
作品内容
“いまこそ本田靖春さんの言葉を読み返すときだと、私は思っている。敗戦の闇を切り開き、目映いばかりの光を纏った民主主義を手にしたときの喜びを高らかに歌い上げている文章を。食べるものも着るものがなくても、戦後民主主義が生きる支えになり、絶望から這い上がる力になった。だがそれは一瞬の光芒でしかなかった。高度成長に浮かれ、一億総中流だとおだてられ、気がつけば国の行く末を見失ってしまった日本人。いまいちど原点に戻り、われわれが忘れ去ってしまった大事なものに思いを致すときである。本田さんの言葉が、その大事なことを思い出させてくれる”
作品情報
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