灰田美知子のぜんそくの最新治療(名医の最新治療) 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
日本における成人気管支ぜんそくの患者さんは約500万人、減少傾向にあるとはいえ、年間およそ2500人がぜんそくで死亡するとされています。近年、ぜんそくの研究が進み、治療法が大きく変わりました。以前は発作が起こったとき、発作をおさえる対症療法が中心でしたが、最近では、この対症療法に加え、発作が起こっていないときの予防的治療が重視されるようになりました。一方で、治療薬として大切な役割を果たす吸入ステロイド薬は、日本における普及率はいまだ低いのが現状です。上手に薬でコントロールすることができれば、ぜんそくはこわい病気ではありません。本書では、ぜんそく治療の中心になる薬物治療、吸入ステロイド薬の実際の選び方や使い方、抗アレルギー薬や気管支拡張薬の使い方、日常生活における注意点など、長期にわたってぜんそくとつきあっていくための最新情報を紹介しています。ぜんそくは慢性疾患であるため、患者さんは長く病気とつきあうことになります。本書を手元に置き、ぜんそくについてよく知り、ぜんそくとのつきあい方を習得しましょう。
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