伊藤公一のバセドウ病と診断されたときにまず読む本(名医の最新治療) 電子書籍版
990円(税込)
作品内容
バセドウ病は他の甲状腺の病気と同様、女性に多い病気であり、男性1に対して女性4の罹患比率とされている。発症年齢は20代、30代が全体の過半数をしめ、ついで40代、50代となっている。甲状腺機能の亢進には、免疫が関係している。バセドウ病は、自分自身の体を攻撃する抗体をつくる自己免疫疾患のひとつ。なぜこのような抗体がつくられるかについて原因はわかっていないが、遺伝的な要素が関係しているとされている。一度罹患すると根治はむずかしいものの、血液中の過剰な甲状腺ホルモンのコントロールにより、ふつうの生活を送ることは可能になる。本書では、バセドウ病の検査、診断、治療について、「バセドウ病と診断されてすぐに知りたいこと」をわかりやすく解説する。治療については、薬物治療、アイソトープ治療、手術など、最新の情報を網羅。治療後の日常生活について、また妊娠や出産についても詳しく述べる。甲状腺の病気についての本は多いが、バセドウ病に特化した書籍はすくない。甲状腺疾患専門の病院長である著者による「専門医が答えるQ&Aバセドウ病」に最新の情報を加え、「名医の最新治療」として改訂。完治しない病気だけに、いつも手元においておく書籍が必要とされている。バセドウ病についての決定版となる一冊。
作品情報
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