白仙境 電子書籍版
660円(税込)
作品内容
本巻解説で尾崎秀樹氏は、牧逸馬は「ヨーロッパ各地をまわり、(第一次)世界大戦後の読者の関心がフィクションからノン・フィクションへ移行しつつあることを、ジャーナリスティックな目でよみとっていた」と指摘している。これが、この作家が今に新鮮さを失わない理由と思われる。表題作の他、百日紅/民さんの恋/舞馬/赤ん坊と半鐘/十二時半/ちょっとした事で/水夫と犬/碁盤池事件顛末/海へ帰る女/ギャングを語る/西洋怪異談/西洋狗張子/収録。解説・尾崎秀樹。
作品情報
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