スイーツアラモード 電子書籍版
2145円(税込)
作品内容
【作家デビュー15周年記念作品】いつの時代も流行りのスイーツが心に沁みる、ひたむきに生きる私たちの物語戦争、震災、ヘイト、疫病、ジェンダーギャップ。泣いた日も、嬉しい日も、傍には最先端(アラモード)のスイーツがあった――。昭和~令和までを辿る、感涙小説!●第1話「プリンアラモード」昭和35年(1960年)婦人雑誌の記者・登喜子は初取材で横浜のホテルニューグランドを訪ねる。コーヒーハウスで取材相手がプリンアラモードを注文し、この美しいデザートが米軍将校夫人のために考案されたと知る。●第2話「フルーツパフェ」平成3年(1991年)男女雇用機会均等法が成立し、総合職として様々な分野に進出した女性たち。広告代理店で働く澄香は、エネルギー補給でフルーツパーラーに駆け込むが、総務部の麻子に見つかってしまう。●第3話「パンナコッタ」平成15年(2003年)労働者派遣法の規制緩和により、剛毅と同じチームで働く女性は全員派遣社員。バブル崩壊後も元気な彼女たちに圧倒され、上の世代からは「男らしさ」を押しつけられる毎日で辟易していた。●第4話「マンゴープリン」平成25年(2013年)大学で中国語を学んだ美理はそのまま大学事務に就職して10年となる。成功や理想よりも癒しを求めて生きている世代だ。ある日、学科最難関の同時通訳者養成ゼミに参加したいという1年生が現れて……。●第5話「ドバイチョコレート」令和8年(2026年)大学4年生の琴音は生まれてからずっと不景気で平穏に生きることが一番とされていた。多様性の時代だと言われ、真面目に勉強をすれば問題のなかった学生時代だが、就職活動では「普通のいい子」が売りにならない壁にぶち当たる。
作品情報
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