ガザからイラン戦争へ――中東の変動と揺らぐ国際秩序 電子書籍版
2750円(税込)
作品内容
2023年10月7日のハマースによるイスラエル攻撃以降、中東情勢は大きく変化した。パレスチナ問題をめぐり、イスラエルは力の行使に拍車をかけながらも自己矛盾に陥り、パレスチナの側も行き詰まりを見せている。中東地域レベルでは、米国の撤退、各国の経済利権の地理的拡大などから、イラン及び「抵抗の枢軸」、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、UAEをはじめとする各国が、対立や協調が固定されない複雑なパワーゲームを激化させた。さらに、イランと米国およびイスラエルの敵対関係は、さまざまな対立と共鳴しながら、停戦に合意しても軍事衝突が続く不安定な状態を生んでいる。中東で進行する変動の意味とは何か。多極化へ向かう国際システムの変化と共に考察する。目次序 10・7攻撃からの3年間―なぜ中東は戦乱に見舞われたかコラム1 ホルムズ海峡とカスピ海第2章 引き金となった10・7攻撃とガザ戦争コラム2 オアシス都市ガザ第3章 「抵抗の枢軸」とイスラエル―揺らいだイランの「前方防衛」コラム3 ヒズブッラーとレバノンの宗派主義第4章 人道危機と米国のイスラエル支援コラム4 ネルソン・マンデラのガザ訪問第5章 米国、イスラエルと対峙するイラン―確執はなぜ終わらないのかコラム5 12イマーム派の殉教精神第6章 イスラエル―大イスラエル主義と好戦的な新戦略ドクトリンコラム6 イスラエル・ロビーの変容第7章 終わらないパレスチナ問題コラム7 「生命パスポート」母子手帳第8章 中東の新たな安全保障環境コラム8 イスラエルの核戦略終章 戦争でも平和でもない曖昧さあとがき参考文献一覧
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