夏蚕の翅 電子書籍版
1980円(税込)
作品内容
「どうしておまえだけが、祝福を受けたの」 そう言って僕を痛めつけるねえさんは、まるでうつくしいまま死んでいる蚕のようでした。生きるための信仰とは、なにか。第69回群像新人文学賞受賞作 *** この町で異教の神様を信じることは、生きながらにして死ぬことと同じだった。北海道南西部の小さな港町で暮らす姉弟。ふたりは異端者の子として迫害され、やがて暴力を伴う依存関係へと陥ってゆく。そこに救済は、すべてに先立つ愛はあるのか。装画:山口十和 装幀:六月
作品情報
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