思考をみがく禅入門 電子書籍版

  • 思考をみがく禅入門 電子書籍版
  • 968円(税込)

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    作品内容

    自己の欲望と好奇心をどうするか?「道」「平常心」「自力」とは──こころの解像度を上げる禅的思考の本質とは。答はない、あるのは自己のみ。理屈を超えた、命がけのことばのバトルを味わう。唐代の『趙州録』から、11の禅問答を抜粋して解説。本書に登場するキーワード……平常心 自力 道 明暗 作為 是非 自由 目指さない 意識 無意識 聖者 凡夫 具体 抽象 自己陶冶……禅問答は、ことばを使っておこなう、地に足のついた禅僧同士の、ガチな対話の記録である。唐代の名僧・趙州は、ことばで相手の基盤を揺さぶる達人で、師である南泉との問答には、「道」「平常心」「我欲」「自力」といった禅的思考の本質が凝縮されている。決してわかりやすいものではないそれは、禅のスタート地点にあるもので、つまずきながら読み込む先に、おもしろさという値打ちがある。この世で自力で生きていくためのヒントに満ちた11の問答を味わう一冊。イラストレーション=越井隆===【目次】まえがき問答という対話のかたち/自己を言語化することの極み/他人とともにことばを使いあう/ことばの自己対象化のはたらき/禅問答とはいかなる問答か/AIに禅問答はできるだろうか/なぜ11の禅問答を読むのか第1の問答 平常心がそれだ──なにも隠されていない現実をありのままに認識する/ことばの意味を理解する/よく生きることを意識する/自由であることはむずかしい/こころを汚れに染まらせない/一切の意識をなくすべきなのか/目指さずして意識できるのか第2の問答 言語化なくして明暗なし言語化せずに答えられるのか/たれが打たれるべきだったのか/知覚し思考するところを言語化せよ/言語化しないのは甘えだ第3の問答 なにが有ることを知っているのか知るべきことを知っている/ウシはそれを知っているのか/異類はよく生きているのか/死んだらどこにゆくのか第4の問答 火事だ!火事だ!師と弟子とが火花を散らす/なにごとも自力でやるべし/なぜ鍵を投げ入れたのか/自力とは、自己とは……第5の問答 助けて!助けて!ただ助けるふりをするだけ/ちゃんと助けられている第6の問答 命がけの一言をよこせ──しからずんば諦めよほんとうの本末転倒はなにか/本末転倒にもいろいろある/かさねがさねの筋ちがい/我欲をどうやって捨てるか/ヘタな有言は無言にひとしいのか第7の問答 くやしい!くやしい!「ことば」がやっていること/ことばは行動についてくる/ズバリと異類になってみせる/ほんとうに問いたったこと/生きることと言語化すること第8の問答 手綱はもってきたか──それでも自己は捨てきれないその行為はみられている/主体性はどこへいったんだ/いまひとつ噛みあわない第9の問答 理屈にかかずらうな──けれども言語化はサボれない無言であることはゆるされない/理屈をはなれる仕方もいろいろある/ふたつの仕方のわかりかた/象徴とそれが象徴するもの/ことばで示さないでどうする第10の問答 なんてこったい!どうして門を開けたのか/ことばは経験にささえられている/ことばは行為をあらわしている/禅問答という特殊空間第11の問答 ことばは生きている──仏をもとめ、汚れを捨てよ言語化する隙もあらばこそ/馬祖はなんといっているか/心はただちに仏でありうるか/仏に近づき、汚れを捨てる/「ありのまま」じゃいけない/自覚なくして成仏はない/ほかならぬ自己が成仏するのだ/熟した梅の実は落っこちる/ことばは生のなかに息づくあとがき参考文献===

作品情報

出版社
筑摩書房
提供開始日
2026/07/09
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
ちくま新書

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