きみがなきあと 電子書籍版
2640円(税込)
作品内容
夫を喪くし、人生を終おうという歳。妻でも母でも祖母でもなく、老いた今こそ「自分」を咲かせる 高杉晋作と同じ目の高さでこの国の行く末を見つめた、たったひとりのおなご―― 野村望東尼(ぼうとうに)を活写する傑作時代長編! 「わしら同志じゃけぇな。同志ん中でも、最上の同志じゃけぇ」 開国から維新へと向かう幕末の動乱機。筑前福岡藩士の夫を見送ったモトは、出家し「望東尼」という名を授かる。不甲斐ない息子を案じ、嫁にたしなめられつつも、夫の遺志を携え、大坂、京都に和歌の師を訪ねる旅に出たモト。勤王の志士と語らい、内にある政(まつりごと)への熱を呼び覚まされたモトに、やがて運命を大きく変える 高杉晋作との出会いが訪れる。きみがなき あとよりかれし秋草は 生きかへりきて 花さへぞさく
作品情報
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