ピクトリアル・キー・トゥ・タロット 電子書籍版
4950円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。世界中で「定番タロット」として愛され続けている――それが ライダー版タロット です。いまや占いの現場や初心者向けの入門書でも必ずといっていいほど紹介されるこのカードは、20世紀初頭、アーサー・エドワード・ウェイトと画家パメラ・コールマン・スミスの二人によって誕生しました。当時、タロットといえば「マルセイユ版」が主流でしたが、その小アルカナ(数札)はトランプのようなシンプルな図柄で、占うには直感力と経験が必要でした。ところがライダー版では、小アルカナに至るまで一枚一枚に人物や情景が描かれ、カードから物語が読み取れるようになったのです。この画期的なデザインは「誰でも直感的にカードを理解できる」大きな突破口となり、タロットが爆発的に普及する原動力となりました。しかし、作者ウェイトが唯一著した公式解説書『ピクトリアル・キー・トゥ・タロット』(1911年)は、残念ながら難解でとっつきにくく、日本でも翻訳版が出たものの、一般の読者には理解しにくい内容でした。そのため、カードは世界に広がっても、肝心の“作者自身の解説”は十分に受け継がれてこなかったのです。本書は、そのウェイトの原典テキストを尊重しつつ、現代の読者にもわかりやすいように徹底的に解説を加えた待望の一冊です。タロット初心者にとっては、カードの原点に触れながら基礎を学べる道しるべとなり、経験者にとっても、解釈の奥行きを深めるための貴重なリファレンスとなるでしょう。さらに、ウェイトとパメラが所属していた秘教団体「黄金の夜明け団」の背景にも光を当てます。カバラ、錬金術、ヘルメス学、キリスト教神秘思想――タロットに秘められた膨大な知のエッセンスは、彼らがその活動を通じて培ったものでした。ウェイト自身は秘密保持の誓いからすべてを語ることはできませんでしたが、その後に公開された資料をもとに、本書では“語られなかった真意”にも迫ります。巻末には「生命の樹とタロットの対応表」など実践的な資料も付録。読み進めながら手元のカードをめくれば、タロットの奥深い世界が立体的に浮かび上がってくるはずです。世界で最も親しまれているタロットの真実とは?作者ウェイトが託した“本当の意味”を、あなた自身の目で確かめてください。ライダー版タロットを愛するすべての人へ届くことを祈って。
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