AI時代になぜ英語を学ぶのか 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
【「AIでよくない?」と思っているあなたに】言語学で考える「英語を学ぶ」とはどういうことかAIで翻訳も通訳もできるこの時代。英語力は必要だけど、もう勉強する必要なくない? AIでよくない? ――そんな疑問が出てくるのは当然だろう。しかし、ことばが持つ機能はコミュニケーションの道具としてだけではない。忘れてならないのは、ことばは思考の道具でもあるということだ。もしそれが、私たちのものの見方や世界の捉え方を形作っているとしたら。今後AIがいかに発展しようとも決して失われない、英語を、外国語を学ぶ意義とは。本書は「認知言語学」に基づき、言語と思考、言語と文化に焦点を当てながら、ことばの興味深い側面を見ていく。●目次はじめに第一章「再興バベルの塔」第二章「ことばは心を映す鏡」第三章「話すために考える」第四章「過程を重視する日本語文化」第五章「情に心を寄せる日本文化」第六章「自己中心的な日本語文化」第七章「AI時代だからこそ外国語教育を」おわりに本書のトピック→ 容疑者は「男」で、被害者は「男性」→「回らない寿司」における概念基層→「週休二日」と “five-day workweek”→ ウサギ・アヒルの図、恒常仮定の罠→ 風呂上がりのタオル 「拭く」か “dry” か→『雪国』冒頭部の日・英語間の違いetc.
作品情報
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