ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと 電子書籍版

  • ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと 電子書籍版
  • 1999円(税込)

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    作品内容

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。この本は、かつてわたしが探して見つからなかった本であり、わたしが何度も繰り返し立ち返る本である。本書があなたにとっても慰めになることを願っている。(「はじめに」より)レイモンド・チャンドラー、エドワード・ゴーリー、ビリー・ホリデイ、チャールズ・シュルツ、ヘレン・ケラー、バラク・オバマ――古今東西の作家、芸術家、音楽家、研究者、医者、政治家、トレーナーたちが、どれほどの愛をもってペットに接し、そしてその別れにどう向き合ってきたか本書は、100名以上の著名人がのこした、ペットにまつわる152のことばと、24名についてのエッセイを収録した、ペットへの深い愛が詰まった一冊です。手紙や日記、伝記、回顧録、エッセイ、インタビュー等を通して明らかにされるペットとの絆、別れを迎える「そのとき」の心境、その後の喪失感とどう向き合ったかが綴られています。エッセイでは写真とともにエピソードを紹介しており、『ピーナッツ』作者のチャールズ・シュルツとスパイク(スヌーピーのモデル、雑種犬)、『ピータラビット』作者のビアトリクス・ポターとシャリファ(ネズミ)、レイモンド・チャンドラーと女王タキ(ペルシャ猫)など、犬や猫だけでなく、ウサギや鳥、馬、ネズミ、マングースなどの動物も登場します。愛するペットを失うその心の痛みについて、ノーベル賞作家のV・S・ナイポールは「大きな悲劇」と表現し、作家のメイ・サートンは「火山が噴きあがるような激しい悲しみ」と称しています。本書は、ペットロスに悩む方、「そのとき」への心構えができない・想像もつかないという方にとって、慰めと将来への展望を与えてくれる、道しるべとなる一冊です。この数年間、あの子は部屋の隅々を、分刻みの時間を、そしてわたしを、とてもやさしく満たしてくれた。――アリス・B・トクラス(芸術家)探しものの最中に、うちの猫の1匹がもうじき9歳になり、そしてもう1匹がまもなく8歳になるという事実に出くわした。てっきりまだ5歳か6歳くらいだと思っていたのに。――エドワード・ゴーリー(作家・芸術家)悲しみは長くつづき、もう二度と犬は飼わないと心に決めた。けれども、誰もが知っているように、そのうちにまた別の犬がやって来るのだ。――ヘレン・ケラー(教育家・作家・社会活動家)その駆け抜ける生は、あまりにも短い。犬はあっという間に行ってしまう。その悲しみの物語なら、わたしにもあるし、きっとあなたにもあるだろう。老いていくのをただ見守るなんて、意志の敗北、愛の敗北のようにさえ思える。どんな手を尽くしてでも、ずっとそばにいてほしい、若いままでいてほしい。ただひとつ、わたしたちが与えられぬ贈り物。――メアリー・ウォリバー(詩人)

作品情報

ページ数
249ページ
出版社
フィルムアート社
提供開始日
2025/11/19
ジャンル
文芸

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