ヒッチコックとストーリーボード 電子書籍版
3599円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック。その秘密の眠る、もうひとつの「映画術」人々を驚愕させたヒッチコックの名シーンたちは、いかに構想され、映像化されたのか?膨大な未公開資料から、ソール・バス、サルバドール・ダリ、ヘンリー・バムステッドら、偉大な協力者たちとの共同作業を掘り起こし、映画史に残る傑作群の舞台裏を解き明かす映画ファン必読の一冊!ストーリーボードとはすなわち、現在における〈プリヴィズ(Pre-Visualization)〉の始原であり、とりわけヒッチコックはストーリーボードを自身の方法として重要視していたことが知られています。ヒッチコック曰く「滅多に自身ではカメラを覗かない、なぜなら前にストーリーボードで作ったのと同じ映像になっているからだ」。本書では、ヒッチコックの実作における共同制作者たちとのストーリーボード――プロダクション段階における様々なイラストレーション、舞台セットのスケッチ――の役割を探ります。貴重な関連図版を数多く掲載し、『めまい』『サイコ』『鳥』『北北西に進路を取れ』等々9つの傑作の制作過程から、最終的な作品に辿り着くまでの軌跡を辿ります。アルフレッド・ヒッチコックの想像=創造過程を知るにおいてはもちろん、動画制作者やデザイナー、漫画制作者など、あらゆる視覚的創作の基礎ともいえる思考・方法を学ぶにも役立つ一冊です。
作品情報
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