現代ロシアの歴史認識論争 「大祖国戦争史観」をめぐるプーチン政権の思惑 電子書籍版

  • 現代ロシアの歴史認識論争 「大祖国戦争史観」をめぐるプーチン政権の思惑 電子書籍版
  • 3960円(税込)

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    作品内容

    「大祖国戦争史観」――それは、ソ連がナチス・ドイツを撃破したことで欧州を「解放」したという独ソ戦(大祖国戦争)での勝利を称える現代ロシアの歴史認識。しかしながら、欧州の目に映るそれは、「独裁体制」による「新たな占領」に他ならなかった。続々と異を唱える欧州諸国をまえに、現代ロシアの歴史認識論争は、二国間から多国間へ、さらには舞台を国際機関へと移し、グローバルに展開されてゆく。プーチン政権はいかにして「大祖国戦争史観」の正当化・喧伝を図っているのか。そしてそれは、「非ナチ化」を掲げてはじまったロシア・ウクライナ戦争にどう結びついているのか。本書は、膨大な資料をひも解くことで、その実態・ダイナミズムを明らかにする。――小泉悠氏による推薦文全文――戦勝の記憶がプーチンを突き動かすウクライナ戦争を正当化するロシアの歴史認識とは膨大な資料を縦横無尽に駆使し、協調と対立のダイナミズムを解き明かす若手研究者による渾身の一冊

作品情報

出版社
慶應義塾大学出版会
提供開始日
2025/11/17
ジャンル
ビジネス・実用

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