江戸の刑事司法 ――「御仕置例類集」を読みとく 電子書籍版

  • 江戸の刑事司法 ――「御仕置例類集」を読みとく 電子書籍版
  • 968円(税込)

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    作品内容

    奉公先の主人の妻「かめ」から恋文を渡された下男の新助、困惑して返したら、「かめ」は傷心の余り自害してしまった……。このとき、新助の罪は? 物の怪に取り憑かれた様子の伝七は、ある日怪しげなことを口走った挙句、兄の定吉に指図して母を殺させてしまう……。彼らに責任能力はあるといえるのか? 「野蛮で乱暴な江戸の御裁き」というイメージの一方で、江戸幕府の役人たちは、法に照らし、先例を検討し、あれこれ悩んで科すべき刑罰を決定していた。この際の議論を記録した「御仕置例類集」から五つの事件を題材に、江戸時代の法的思考を解き明かす。

作品情報

出版社
筑摩書房
提供開始日
2025/11/08
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
ちくま新書

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