図書館を経営するということ 電子書籍版
3300円(税込)
作品内容
利用者それぞれが静かに本を読む場所というイメージが強い図書館。しかし実際には、資料の収集・貸出などの業務だけでなく、調べものの支援やイベントの企画、読むことや来館が困難な人へのさまざまなサービス、まちづくりへの取り組み、そして地域のセーフティーネットとしての機能など、その姿は極めて多面的で活動的だ。そんな図書館に異動になったとき、あなたは図書館とどう向き合い、どう運営していけばいいのだろうか? 本書では、「図書館を経営する」という視点に立ち、これから図書館に着任する人や新人館員、そして図書館の業務と使命をもっと知りたい人たちに向けて、その実態を細かく紹介していく。図書館の法的な位置づけや自治体行政との関係、人と知をつなぐ図書館サービス、地域・個人の課題解決支援の取り組み、蔵書の考え方と選び方、著作権法の捉え方、職場としてのあり方、施設としての図書館を計画して開館するまでのプロセス……。地域社会の一環としての豊かな図書館を作り上げるために必要な知識を具体的にレクチャーする、これからの館員のための図書館経営入門。
作品情報
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