クリミア戦争 上[新装版] 電子書籍版

  • クリミア戦争 上[新装版] 電子書籍版
  • 4158円(税込)

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    作品内容

    騎士道精神と新兵器、近代戦の幕開けの大戦「クリミア」をめぐる歴史的背景が分かる!19世紀の「世界大戦」の全貌を初めてまとめた戦史。露・英・仏・トルコの地政学と文化から戦闘まで活写した決定版。[口絵8頁]転換点としての再評価、現在にまで及ぶ影響十九世紀の「世界大戦」の全貌を初めてまとめた戦史の決定版。トルストイの陣中日記やナイチンゲールの活躍は有名だが、実態はあまり知られていない。地政学的には、滅亡に瀕するオスマン帝国、南下政策を取るロシア帝国、ナポレオンの敗北から立ち直ろうとする第二帝政フランス、アジア市場を確保しようとするイギリス、オスマン帝国支配を脱しようとするバルカン半島のスラヴ諸民族、ロシア支配を脱しようとするカフカスのイスラム諸民族などが、複雑に絡み合う「帝国主義戦争」であった。また、各派に分裂して相互に抗争するキリスト教とイスラム教が連携し、対立する「宗教戦争」でもあった。新兵器のミニエ銃が導入され、兵站補給に蒸気船や鉄道が利用され、電報が活用され、新聞報道と世論が重要な役割を果たすという、まさに「近代戦」の始まりであった。また、一時休戦して死体の収容に当たるなど、最後の「騎士道」的戦争でもあった。現在、ロシアに編入されたクリミアとウクライナ問題をはじめ、二十一世紀の国際紛争を歴史的に理解するための「教科書」ともなる大作。[目次]第1章 宗教紛争第2章 東方問題第3章 ロシアの脅威第4章 「欧州協調」の終焉第5章 擬似戦争第6章 ドナウ両公国をめぐる攻防第7章 アリマ川の戦い第8章 秋のセヴァストポリ

作品情報

出版社
白水社
提供開始日
2025/10/03
ジャンル
ビジネス・実用

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