新規事業撤退力を高める 電子書籍版
2200円(税込)
作品内容
「もったいない」「批判が怖い」「できれば先送りしたい」……?新規事業の「良い撤退」が、次の新規事業の成功につながる!日本企業は、新規事業からうまく撤退できているとは言い難い。進捗が芳しくない状態でも、経営陣は「推進チームが頑張っているのでもう少し様子を見たい」「ここでやめるのはもったいない」と撤退の議論を後回しにし、現場の推進チームも強い責任感から頑張りすぎてしまう。その結果、適切な撤退ができずに傷口を広げる、あるいは貴重な人材を成功可能性の低い戦線に貼り付けてしまうことになる。必要な撤退を決断し実行に移すことが、結果的により多くの新規事業の着工につながっていく。長年にわたり多くの企業の新規事業構築を支援してきたBCG日本共同代表・内田有希昌が、「良い撤退」を進めるためのプロセスを解説。新規事業にとどまらず、既存事業を含めた幅広い撤退判断に応用可能な視点も提供する。【主な内容】PART 1 新規事業撤退の全体像を確認する 悪い撤退、良い撤退/なぜ撤退せざるを得なくなるのか/なぜ撤退は難しいのか 撤退には意義がある/撤退にはどのようなタイプがあるのか/新規事業撤退プロセスの全体像PART 2 良い撤退に向けたプロセス ステップ1: 意思決定/ステップ2: 実行/ステップ3: 振り返りPART 3 新規事業撤退力を高めるアクション 撤退巧者企業に見られる3つのアクション群 撤退への自社のスタンスを明確にしつつ、社員に浸透させるアクション 正しい意思決定をするためのアクション/速やかな実行を実現するためのアクションPART 4 新規事業撤退力を広く援用する どこに活かしていけるのか/R&Dの撤退に活かす/商品・サービスの撤退に活かす 既存事業の撤退に活かす/公的撤退に貢献する
作品情報
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