自分で育ててみよう! ふしぎなとぶ虫 「チョウ」「トンボ」 電子書籍版
1848円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★ チョウ・トンボを育ててかんさつしてみると 理科がもっと楽しくなる!★ 育てかたのほかにも、 図鑑・クイズ・実験・自然についてなども紹介★ みぢかにいるあの虫は、 こうして成長している!★ 育ててわかる「すごい命の力」を かんさつしてみよう *卵から幼虫・成虫への育て方 *成長するごとに完全にからだが変わるのはなぜ? *おなじとぶ虫だけどどんなちがいがある?◇◆◇ 本書について ◇◆◇みなさんは、チョウやトンボを見つけたことがありますか?春になると、モンシロチョウがキャベツ畑の上をひらひらと飛び回ります。夏の庭では、大きなアゲハチョウが元気に花の蜜を吸いに来ることもあります。水辺では、シオカラトンボがスイスイと飛び回りながら、小さな虫を捕まえています。チョウやトンボは、昔から日本の自然の中で生きてきた身近な昆虫です。しかし、最近では数が減ってきています。その原因は、森や草むら、水辺の環境がかわってしまったことにあります。例えば、モンシロチョウやアゲハチョウの幼虫は育つ植物が減ると、食べ物がなくなってしまいます。また、田んぼや池の水が汚れてしまうと、トンボの幼虫であるヤゴが生きられなくなります。さらに、都会ではコンクリートやアスファルトが増えて、チョウやトンボが卵を産める場所も少なくなっています。チョウやトンボが減ることは、わたしたちの生活にも影響を与えます。チョウは花の受粉を助け、トンボは害虫を食べてくれる大切な役割を持っています。では、どうすればチョウやトンボを守ることができるのでしょうか?例えば、花壇やベランダにチョウが好きな花を植えたり、水辺のゴミを拾ったりすることで、彼らが暮らしやすい環境をつくることができます。また、公園や学校で自然を守る活動に参加するのもよい方法です。小さなことでも、みんなが協力すれば、チョウやトンボが元気に飛び回る未来をつくることができます。この本では、モンシロチョウ、アゲハチョウ、シオカラトンボについて、楽しく学べるお話しや観察のコツを紹介します。ぜひ、この本を読んだあとに、公園や庭でチョウやトンボを探してみてください。彼らのすがたを見つけたら、「どんなところが好きなのかな?」「どうやって生きているのかな?」と考えてみましょう。そうすることで、自然ともっと仲良くなることができますよ!◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇☆ 第1章チョウとトンボってなに?* チョウとトンボの基本的な特徴と違い ・体のつくりの違い ・飛び方の違い ・成長の違い(完全変態と不完全変態)* 色々な種類のチョウ* 色々な種類のトンボ☆ 第2章チョウとトンボの生態* チョウの生息地や習性 ・モンシロチョウの一生 ・育ちやくらし* アゲハチョウ科とは? ・アゲハチョウの一生 ・アゲハチョウの見つけ方* トンボの生息地や習性 ・シオカラトンボの特徴 ・育ちやくらし・・・など☆ 第3章チョウとトンボの育て方* モンシロチョウの飼育方法* アゲハチョウの飼育方法* トンボの飼育方法* トンボの羽化観察・・・など☆ 第4章チョウとトンボの体の仕組み* チョウの体と翅について ・チョウの目の種類 ・翅について見てみよう* チョウの鱗粉* トンボたちの体のつくり* トンボの飛び方の技術* トンボの交尾はみごとなハート型・・・など☆ 第5章楽しい実験や活動* モンシロチョウの一生を観察しよう! ・モンシロチョウを探してみよう! ・モンシロチョウの成長を観察しよう* モンシロチョウの幼虫はどの葉っぱが好き?* アゲハチョウの飛び方を観察しよう!* シオカラトンボのオスとメスの違いを探そう!・・・など☆ 第6章チョウとトンボを守ろう* 環境保護や生物多様性の重要性について学ぶ ・生態系の多様性とつながり* 生物多様性について学ぶ ・生物多様性ってなんだろう?* ビオトープについて学ぶ ・ビオトープとは?☆ 第7章チョウとトンボに関するクイズ* 知識を確認するためのクイズ* 楽しみながら学べる「自由研究のアイデア」
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧