幕末<暗号>解読記 電子書籍版
1980円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。この浮世絵、よく見るとちょっとヘン!?幕末の人気浮世絵師・豊原国周[とよはら・くにちか]。彼が密かに仕組んだ「秘密」[コンフィデンシャル]とは。浮世絵「善悪鬼人鏡」44セット・フルカラーにて掲載!戊辰戦争の真っ最中に、江戸の人気浮世絵師・豊原国周によって密かに描かれた風刺画シリーズ。そこに込められた「暗号」の解読(=コードブレイク)を通し、現代人がほとんど知らない江戸時代の庶民の情報力と両軍への評価を浮き彫りにする。丹念かつアイディアに溢れた探究により明らかになる、新たなる「幕末の常識」とは。監修・解説、中村彰彦氏「歴史はよく「勝者の歴史でしかない」といわれ、ある時代の庶民たちの感覚を書き留めた史料は非常に少ない。本書は「善悪鬼人鏡」を読み解くことによって当時の江戸っ子たちの感覚をあきらかにした労作である」(「解説」より)
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