弱小世界の英雄叙事詩 (1) “世界”を救えと言うが、別に他の“世界”も救って構わんのだろう? 電子書籍版
1430円(税込)
作品内容
『弱小世界』リステルの騎士・エトラヴァルトはある日、上司から世界の命運を託される。「金級冒険者に成り上がって名を売るまで帰ってくるな!? 殆どクビじゃねえか畜生!!」故郷を救うには、最強格の冒険者という“名声”で他世界を大人しくさせるしかない。そして期待された通りにエトは驚異的な速度で冒険者として成り上がりを始める。最初に潜った異界(ダンジョン)で早速、兄姉を探す少女・イノリと共に変異個体(イレギュラー)の異界主を倒して期待の新星と呼ばれるとすぐ、より深い異界のある『湖畔世界』フォーラルへと活躍の場を移す。だが『湖畔世界』の異界『鏡の凍神殿』では悪魔の卑劣な陰謀が進行しており……。「……あー、使いたくねえなあ。でも、俺は、リステルの英雄だからな」抗えるのは――使ったら死ぬより酷い目にあう切り札《英雄叙事(オラトリオ)》だけ。「――語り部が告げる! 今一度ここに奇跡の再演を!」数多の世界を巡り、英雄の力を駆り異界を踏破せよ! その名を星の全土に轟かせ、金級冒険者の頂に立つその日まで! 今、最も新しい英雄譚を語ろう。
作品情報
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