権利の名のもとに イスラエルにおける性的少数者の権利と動物の権利 電子書籍版
6380円(税込)
作品内容
ある権利を求める動きがナショナリズムや排他主義に結びつくのはどうしてなのかイスラエルで20世紀末から興隆した性的少数の権利と動物の権利という2つの権利に関わる政治がいかにしてイスラエルのナショナリズムや排外主義に結びついてきたのかを精緻に分析する。政治から紐解く、中東研究の新たなる視点。●第14回東京大学南原繁記念出版賞受賞作【主要目次】序章第I部 性の政治第1章 「中東で最もゲイ・フレンドリーな街」――テル・アヴィヴの新自由主義第2章 再配備されるゲイの権利とホモナショナリズム第3章 シオニズムにおけるクィア性の系譜第II部 動物の政治第4章 「ヴィーガン・フレンドリーなテル・アヴィヴ」の成立――ヴィーガンニズムの商業化と新自由主義第5章 ヴィーガン・ナショナリズム――対テロ戦争時代のイスラエルの動物の権利運動第6章 シオニズムにおける動物性と動物の形象終章あとがき参考文献巻末資料索引凡例
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