0歳~6歳 子どものレジリエンスの育て方 自分で立ち直れる子に 電子書籍版
1650円(税込)
作品内容
★★ママ・パパが絶大な信頼を寄せる保育士てぃ先生推薦! 「子どもの心がわからない!」……と、思ったら読む本★★子どもが物事を柔軟にとらえ、乗り越えていける子育てのヒントを、心の発達とともに解説。成長が見える「発達過程表」付き。幼児期だけでなく、小・中学校、青年期の具体的な立ち直り事例を16例収録。子どもを知れば、子育ての悩みは消える!――てぃ先生●子育てでも注目される【レジリエンス(立ち直る力)】「レジリエンス」とは、【人間の心の「回復力」】のことです。レジリエンスが自然に備わっていることで、ストレスを受けても、それにめげることなく生活していくことができます。心が折れる出来事があったとしても、そこから立ち直ることができれば、または、折れないように柔軟に対応できれば、ぐっと生きやすくなります。●人生100年を生き抜くために、ストレスに負けず、しなやかに生きていく力を育てるためにはどうしたらいいか――。ストレスはもはや大人だけにあるものではありません。勉強やスポーツ、人間関係においても、幼い時から競争を強いられる現代社会。友達とけんかした、5~6歳になっても思い通りにならないと泣きさけぶ…ちょっとしたことでも気持ちを立て直せず【レジリエンス(立ち直る力)】がうまく働かない状態が続くと、ストレスをはじき返せずに園に通えなくなる、小学校では心身症や不登校になるなど、心身の不調につながりかねません。本書では、発達心理の専門家が【レジリエンス】の観点から、0歳~6歳の心の発達をわかりやすく解説。幼児期だけでなく、小・中学校にかけての16事例を通して【立ち直る力】の育て方を解説します。※発達過程はあくまでも目安です。発達には個人差があります。◆こんなときどうする?◆何ごとにも不安で自信がもてず、力を発揮できないCくん(幼稚園)自信をつけてもらおうと、保育者がお絵かきに誘いました。とても素敵な絵を描いたので「すごいね、じょうず!」と大絶賛。自分の好きなあそびをたくさんほめられたことで「ぼくにもできる」という自信が芽生えたようです。自信をつけたことで、自分の作品を「見て!」と大人に持っていくなど、他者へ働きかける場面がみられるようになりました。自信がついたことで、不安を感じても、乗り越えようとするレジリエンスが発揮されたと考えられます。●【発達過程表】で子どもの成長がよくわかる「ことばの発達」「社会性の発達」「理解力の発達」「自分の確立・自己コントロール」の4つの視点から子どもの成長を確認できる【発達過程表】を掲載。乳児期から7歳のあいだに、子どもができることはどんどん変化します。子どもの全体をとらえれば、「そうだったのか!」という発見があるはずです。※本書は、保育者向け『0歳~6歳 子どもの発達とレジリエンス保育の本』(2018年発売)を保護者向けに調整・一部加筆したものです。
作品情報
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