豊田章男が一番大事にする「トヨタの人づくり」――トヨタ工業学園の全貌 電子書籍版
2090円(税込)
作品内容
【内容紹介】「人材こそが経営の要であれ、企業の盛衰を決めるのは人材である。人間がモノをつくるのだから、人をつくらねば仕事も始まらない」トヨタの人材育成の根本的な考えはここにある。会長の豊田章男、おやじの河合満も同じことを言う。ふたりとも「モノづくりは人づくり」とはっきりしている。(第一章「トヨタ工業学園」より)「トヨタにはそういうところがある。予算を使って失敗すると身に染みる。上司はそのためにやらせたんだ。あの失敗を自分は忘れない。一生忘れない」トヨタではこうやって仕事を教える。失敗を隠したり、忘れさせたりするのではなく、顕在化させる。これはトヨタ生産方式の考え方の一つである。(第三章 他社には存在しない人づくりの秘訣」より)「野地さん。トヨタは100年に一度の危機で、みんなもがいているんですよ。もがいている姿を見にきてください。トヨタのいいところなんて書かなくていいですから、もがいている姿を書いてほしい」(プロローグ「もがき続ける男」より)【著者紹介】[著]野地 秩嘉(のじ・つねよし)1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYO オリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『高倉健インタヴューズ』『トヨタ物語』『日本人とインド人』『警察庁長官知られざる警察トップの仕事と素顔』『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』『図解 トヨタがやらない仕事、やる仕事』ほか著書多数。【目次抜粋】■プロローグ|もがき続ける男■第一章|トヨタ工業学園■第二章|歴史を知る3人の卒業生■第三章|存在しない人づくりの秘訣■第四章|トヨタが育てた人、そしてクルマ■第五章|最先端の現場で■第六章|卒業生たちの素顔■第七章|豊田社長、河合副社長が泣いたスピーチ■第八章|もっといいクルマをつくる■第九章|バフェットさんへの返事■おわりに
作品情報
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