子どもは誰のものか? 離婚後「共同親権」が日本を救う 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
離婚後も「ふたり親」という提案国際的に離婚後の共同親権が認められるなか、なぜ日本では“骨抜き”の共同親権しか実現し得ないのか。全国四〇人超の当事者との対話を通して浮かび上がったのは、行き過ぎたフェミニズムがもたらした社会の歪みだった。「子どもの最善の利益」を第一に考えた、日本の家族の未来を展望する。◎離婚のトリセツ「共同養育計画合意書」収録■■子ども、夫、妻、そして祖母――全国の離婚当事者の「声なき声」を集めた必読の書■■・変わり果てた息子の姿(NIさん)・残された絵本とベビー靴(MRさん)・周到に準備された昼逃げ(MAさん)・探偵を雇って妻と娘を探した(KHさん)・身に覚えのないDVで即日「退去命令」(YSさん)・措置入院を経て、執念で子どもを連れ戻した母親(SYさん)・日時を決めても会えない(HWさん)・親権と監護権を分けたことが裏目に(HYさん)・マジックミラー室での対面(IYさん)・罪悪感を持ちながら母親に会っていた(IRさん)・パンツ一丁で逃げ出した(YMさん)…ほか「両親の離婚で子どもの心は置き去りにされてきた。子どもは物ではない。不幸のガラパゴスにおける最大の被害者は子どもである」(「はじめに」より)第一章 単独親権のもとでの悲劇第二章 改正民法「選択的共同親権」の限界第三章 フェミニズムと共同親権反対運動第四章 離婚に直面した子どもの心に寄り添う道第五章 日本の家族の未来
作品情報
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