ドンキ式デザイン思考 セオリー「ド」外視の人を引き寄せる仕掛け 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
2兆円企業を生んだ店舗の“良質な違和感”の正体――ドンキから学ぶ、感情を動かすデザインの力ドン・キホーテのデザイン統括責任者・二宮仁美が、創業以来、初めて明かす店舗デザインの秘密。巨大ジャングルのような売り場、無数の手描きPOP、独自の外観デザイン――これらは全て、買い物を「非日常体験」に変える戦略的な仕掛けだった。700以上の店舗デザインを手がけた著者が、「なぜ人々が思わず入店したくなるのか?」かを解説。さらに、ビジネスにデザインを活かしたいノンデザイナーに向けて、デザイン思考の実践的な活用法も紹介する。デザインの力で2兆円企業に成長した、ドンキならではの型破りな発想とその真髄に迫る。【本書「はじめに」より】「ドンキの店舗デザイン? 全然意識したことがなかったけど、どういうこと……?」それもそのはずです。ドンキの外観のことなど意識せず、多くの方は、“なんとなくの気分”で、お店に入るものだからです。実は、この「なんとなく入ってみようかな」という気分の揺らぎを捉え、お店に一歩、足を踏み込ませるのが、ドンキの外観デザインという“仕掛け”なのです。本書は、今まで一切語ってこなかった、「ドンキ×デザイン」に切り込む初の本です。ドンキとデザイン、意外な組み合わせに感じられるかもしれません。いつでもにぎやかで、お祭りのようなドンキと、デザインという言葉は、相容れない、対極の存在のように感じられるでしょう。私自身、本書で王道のデザイン論に言及するつもりはありません。事実として、ドンキでは、デザインの教科書にあるようなセオリーにとらわれることなく、その場その場の現場判断で「個別最適なデザイン」を積み上げ続け、今に至っているからです。本書では、ドンキのインハウスデザイナーとして、数々の店舗デザインを手がけてきた経験をもとに「ドンキ式デザイン」や「ドンキがデザインで大切にしていること」などについて、余すことなくお伝えできればと考えています。電子書籍版では収録写真をカラーで掲載しています。【目次】Chapter1 デザインの“当たり前”を壊すドンキ式デザインChapter2 ドンキ式デザインのエッセンスChapter3 ノンデザイナーのための「デザイン教室」Chapter4 なぜドン・キホーテは「共創デザイン」なのか?Chapter5 デザイン以外の仕事にも役立つ「ドンキ式デザイン思考」
作品情報
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