未踏の人口減社会 「消滅可能性市町村65%」 北海道からの報告(読売新聞アーカイブ選書) 電子書籍版

  • 未踏の人口減社会 「消滅可能性市町村65%」 北海道からの報告(読売新聞アーカイブ選書) 電子書籍版
  • 1200円(税込)

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    作品内容

    このまま日本の人口が減り続けていくと、どんなことが起きるのか。この課題の“先進地”である北海道の各都市を記者たちが訪ね、厳しい現状をリポートした。そこから浮かびあがるのは、インフラから医療、災害時の対応まで様々な局面に与える影響の大きさだ。記者たちは、その困難に対して行政や道民がどう挑んでいるのかも取材しながら、識者らにも話を聞き、日本の未来につながる道を探っていく。自治体は職員の確保に苦労し、水道やゴミ収集のコストに頭を悩ませる。若者はなかなか結婚できず、一方で多死社会となったことで、火葬場に余裕がない。鉄路廃止で導入されたバスまでも廃止となり、「2度目の廃線」を迎えた町もある。意外なところへの波及もあった。日本三大夜景に数えられる函館山からの眺めが、少し寂しくなっているというのだ。空き家が増え、家々の明かりが減ったことによるらしい。2024年には、有識者で作る「人口戦略会議」が、全国自治体の4割以上が「将来的に消滅可能性がある」と発表。北海道の状況が今後、日本中で見られるようになるだろう。その時の備えとして、行政関係者はもちろん、多くの人が読むべき本となっている。まえがき各地の今 (1)旧産炭地 新産業育たず ■道人口 2045年に400万人 (2)十勝 農業を核に若者戻る (3)札幌 減り続ける子ども (4)漁業格差 海域で明暗 (5)協力隊の定住 ニセコ好調 (6)新幹線 若者流出に懸念 (7)宇宙産業 大樹に集積 ■人口3000人前後 病院存続厳しく行政編 (1)自治体 職員確保に苦慮 (2)水道、ごみ かさむコスト (3)町村議なり手不足 深刻化 (4)公共施設 重い更新費用 (5)多死社会 火葬場余裕なしほか 教育編 暮らし編 医療編 災害編 交通編 結婚編 収録

作品情報

出版社
読売新聞社
提供開始日
2025/04/25
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
読売新聞アーカイブ選書

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