哲学で考える10の言葉 電子書籍版
1980円(税込)
作品内容
◎哲学者たちは「言葉」をどうとらえ直してきたのか?正義、技術、権力、暴力、自由、労働、疎外、国家、宗教、戦争――本書では現代社会を生きる上で重要となる言葉を10個選択し、過去から現在までの哲学者たちの主要な議論を踏まえ、いまに活かせる知として規定し直します。哲学の世界では、古代から現代まで、「言葉」をめぐってさまざまな人たちが意見を表明してきました。哲学を勉強する難しさの1つは、言葉づかいの難しさでもありますが、哲学者たちが言葉についてどのような見解を主張し、戦わせてきたのかを見ていくことで、哲学の学び方のコツがつかめるようになります。◎哲学の視点から思考をアップデートさせる言葉から哲学を考えていくことは、実は我々の日常生活にも大いに有益です。例えばテレビやSNSなどで議論の場面を目撃しているとき、「あまり噛み合っていないのでは?」と感じることはありませんか?こうした原因はたいてい、お互いが使っている言葉や概念の意味が、ズレているために起こります。こうした議論がかみ合わない原因を探り、より深い視点を得るためのヒントも、哲学から得ることができます。「言葉」から哲学を考える、新たな視点からの哲学入門書!
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ