かたじけない―「ありがとうの《ぶし》」のおはなし 電子書籍版

  • かたじけない―「ありがとうの《ぶし》」のおはなし 電子書籍版
  • 1650円(税込)

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    作品内容

    思ったことを上手に言葉にできない、お子さんがいます。「伝えたい」気持ちを、「伝えられない」そのもどかしさに、辛い気持ちや、寂しい気持ちを抱えているお子さんがいます。言葉だけが、「こころのすべて」ではありません。言葉にならない気持ちの奥に、子どもが伝えたかった「愛の言葉」が隠されているのです。本書の主人公はそんな《ぶし》です。感謝の気持ちを伝えるために、悩み、迷い、戸惑いながらも愛の中で生きていきます。私が初めて【ぶし】(私の場合、自閉症スペクトラムの女の子)に出会ったとき、【ぶし】は自分の中の決まりごとを忠実に守り、日々粛々と過ごしていました。その頑なな姿勢とひたむきな視線が、まさに【武士】という印象でした。彼女は、言葉をもっていませんでしたが、初めてのことへの不安や、予定変更に対する抵抗、やりたいことへの執着などを言葉以外のあらゆる手段で、周りの人たちに表出していました。時には声を荒げ、壁を叩き、地団太を踏んで『何とか理解してほしい』と 日々、奮闘していたのです。何事にも常に本気で臨む彼女は、からだも心も辛そうに見えました。その後もいろいろなタイプの【ぶし】と出会いました。本書タイトル『かたじけない』は『ありがとう』という 言葉にしづらい【ぶし】の感謝の気持ちを サムライ言葉に置き換えたものです。言葉はなくても、表情、身振り、声の調子などから 相手のおもいに触れ、互いが歩み寄るところから コミュニケーションが始まるとおもいます。そんな風に人と人とが向き合う姿を願いながら、この絵本を描きました。

作品情報

ページ数
42ページ
出版社
Clover出版
提供開始日
2025/03/27
ジャンル
文芸

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