酸素のはなし 生物を育んできた気体の謎 電子書籍版
990円(税込)
作品内容
酸素は何でも燃やしてしまう。栄養素を燃やせばたくさんのエネルギーができる。27億年前、光合成によって海水から酸素ガスが発生したとき、酸素とは無縁だった生物はその魅力に惹かれて体内に採り入れた。ここに生物は進化への道を選び、多種多様の種が生まれる。しかし一方、酸素はからだの成分も燃やし、細胞を傷つけ、寿命さえ縮めてしまう。ヒトも含めた生物は、この魔性の気体にどう対処してきたのか。■□■目次■□■第1章 山に登るとどうして息が切れるのか第2章 酸素がない所でどうやって生きるのか第3章 酸素元素はどこからやってきたのか第4章 エネルギーをつくるのに酸素はどういう役割をするのか第5章 低酸素をどう生き抜いてきたのか第6章 酸素濃度はどう変わってきたのか第7章 酸素の毒性にどうやって対抗するのか第8章 酸素は病気にどう関わるのか
作品情報
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