防衛産業の地政学 これからの世界情勢を読み解くための必須教養 電子書籍版
2200円(税込)
作品内容
◆防衛産業を知らずして、地政学を理解することはできない――◇軍事×経済のデータ・ファクトから、各国の動向、対立の構造が見えてくる!今、装備品の生産を担う「防衛産業」が大きな岐路に立っている。世界に目を向けると、ロシアのウクライナ侵攻によって、装備品・弾薬供給の脆弱性が露わになるなど、そのあり方の再考を迫られている。日本でも、政府の防衛予算増額による「防衛特需」に対し、これを好機と見る各企業の参入の動向が、さかんに報道されるようになった。さらに、無人機や人工知能(AI)の登場で、担い手が重工業からソフトウェア産業へ、領域もサイバー空間や宇宙へ広がるなど、「技術戦」の様相も呈している。これらの変化により、従来とは異なる国家間の連携と対立も生じるはずだ。本書では、そんな今注目を集める防衛産業の現状、そして未来について、防衛研究所主任研究官である著者が、データ・ファクトを基に語り尽くす。本書を読めば、世界の防衛関連企業の貴重な情報を得られるのはもちろん、世界情勢・地政学への理解もより深まること、間違いなし!これからの世界各国の動向、対立の構造が見えてくるヒントが満載の1冊。
作品情報
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