北条三代 伊豆の田舎武士は如何にして鎌倉幕府の頂点に立ったか 電子書籍版
988円(税込)
作品内容
【書籍説明】歴史ってなんのために勉強するの?そう聞かれたら学校の成績以外で歴史を学ぶメリットを挙げるのってちょっと難しいと思います。ただ好きだからとしかとしか答えようがないです。でも、イスラエルとパレスチナのように世界情勢を知るにはその地域の歴史を知る必要があります。歴史を知らないとなんで両者が争うかなんて理解できないわけです。他にも自分なりに仮説を組み立てていく面白さもあると思います。同じ史料でも人によって解釈が異なるので仮説なんていくらでも立てられるわけです。小生も長い間に歴史を勉強してきて、通説が必ずしも正しいというわけではないことを知りました。教科書に載っているからそれが正しいとは限らないのです。今回、本書で取り上げる北条氏も野心のためなら将軍の暗殺すらも辞さない悪人のように描かれることが多い気がします。しかし、実際はどうなのか、北条氏は前々から野心を隠し持っていたのか、本書ではそういったところを見ていきたいと思います。今回は主に北条氏が台頭していく過程を重点にしていますので、源平合戦や鎌倉幕府の成立過程は最小限に取り扱うことにします。【目次】北条氏の出自頼朝挙兵までの北条時政都から来た貴公子挙兵鎌倉殿の誕生揺らぐ信頼関係亀の前事件確執の始まり“治承・寿永の乱”時政の復帰その後の頼朝と時政の関係頼朝晩年期の謎と内部対立“鎌倉幕府”北条氏の地位向上十三人の合議制梶原景時排斥における北条氏の暗躍比企氏との対立頼家後継問題下剋上時政の実権掌握時政の退場実朝と義時の関係和田合戦実朝の後継問題実朝の官位上昇について将軍暗殺承久の乱武士の世世代交代“執権”の誕生【著者紹介】村瀬たま吉(ムラセタマキチ)小学校の時に買ってもらった本で歴史に目覚める。その後、中学校では歴史の教師に「自分よりも歴史に詳しい」とまで言われる。それからも独自に研鑽を重ねて現在に至る。
作品情報
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