「建設業界」×「不動産業界」×「住宅業界」 Innovate for Redesign――~産業構造を変革し、次世代型ビジネスの実現を~ 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
【内容紹介】建設・不動産・住宅に関わるすべての方へいまこそ、手を取り合って、レガシーな巨大産業をアップデートしよう建設、不動産、住宅。日本経済を支えるこの巨大産業は、「変革のタイミング」を迎えています。これまでに積み上げられた、この産業の歴史と産業構造が、いま、限界を迎えつつあるのです。ただ、日本経済の屋台骨となるこの3つの産業が発展していかない限り、日本の国力そのものが、さらに低下する可能性があります。とはいえ、社会環境が大きく変化する中、これまでと同じ戦い方では通用しなくなるでしょう。では、どうしたらいいのでしょうか。それは、この3つの業界に存在するレガシーで、いびつな業界構造を「リデザイン」、つまり再設計していくことが重要となります。本書は、建設、不動産、住宅の各業界が抱える課題を提示し、その解決策や展望を述べ、今後、歩むべき道を提示します。「Innovate for Redesign」「業界構造を再設計する」「そのために多くのイノベーションを生み出す」……。これらが、本書のキーワードです。建設・不動産・住宅に関わるすべての方々が、そして、業界や産官学の枠を超えた幅広い方々が、手を取り合いながら、次の世代にバトンを渡していく……。本書は、その道筋を明確にしていきます。【著者紹介】[著]篠原 健太(しのはら・けんた)株式会社リブ・コンサルティング住宅・不動産クロスイノベーション事業部パートナー【目次抜粋】■はじめにいまこそ、未来を創造する“産業構造のリデザイン”を■Chapter01 「建設・不動産・住宅」。飛躍を妨げる課題とは?多重請負構造や人手不足、資材高騰……、「建設業界」には苦難が次々と経済に左右される「不動産業界」。合理性にとらわれない付加価値創出がカギに3重苦、4重苦といわれる問題が残る「住宅業界」。さらに統廃合の動きが社会的な環境問題への対応。その具体的な対策に乗り切れていない現状実行すべきDXへの模索。結果、本質的な生産性アップへの改革が進まない■Chapter02 変革が沈滞する「建設業界」を、アップデート!多重請負構造を押さえた上でのDX・新時代の研究開発の礎となるRXを推進単なるCSRではない、実利を達成する「GX×ビジネス」展開へのシナリオを求められる「Net Zero Energy Building(ZEB)」。それへの対策を練り込む次世代に“強さ?を引き継ぐための「技術」の継承と革新。その手法を創出する産業全体の魅力度向上により、優秀な労働者の安定的な確保を■Chapter03 3つの視点で、「不動産業界」の未来戦略を開発1 ソフトとハードの両面で付加価値を高め、新しい出口戦略を探索開発2 新たなる資金調達法を手にして、異業種からの参入に対抗する流通1 中古物件の課題を解決。キーワードは”再生?と“コンバージョン?流通2 ”情報流通?の改善を進めながら、真の提案力を身に付ける管理 建物価値を能動的にアップさせ、リノベーションによるGX対応を■Chapter04 着眼点を変え、「住宅業界」の可能性を広げる変革期にあるいま、“ファイナンス?を基盤として新ビジネスモデルを考える多角化のその先にある、地域に根付く「1000年経営」の構想を立案市場創造期を超える「スマートホーム」のキャズム突破へのジャンプアップ”金融スキーム?のリノベーションによる、住宅購入の新しい在り方を模索さらに進む「住宅×テック」。現在地の状況を把握して、これからの対策を■Chapter05 いまこそ、「地方創生」ビジネスに挑戦する壁にぶつかる「空き家ビジネス」を推進。金融機関を巻き込むことがカギにビジネス推進のために、自治体との連携を。そのポイントは「対話」にアリ地に足がついたSTにより拡がる選択肢、スマートシティ構想を推進する■おわりに産業界を超えてつながり、“想い”を共有することで自信を持ってバトンを次の世代へ
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