カナダ―資源・ハイテク・移民が拓く未来の「準超大国」 電子書籍版
1056円(税込)
作品内容
留学・移住先として日本での人気は高いが、実情は知られていないカナダ。食糧やエネルギー豊かな資源大国、ノーベル賞学者を育んだAIや量子技術の開発国、地球温暖化対策の先進国、そして移民立国など多様な側面を持つ国の光と影を紹介。「アメリカの51番目の州」との揶揄もあるが、自由・民主主義・人権重視をわが国と共有する外交パートナーとして存在感を高めている。未来の「準超大国」の可能性と課題とは?はじめに――知られざる未来の「準超大国」の実力序 章 カナダ――50年余の歩み第一章 資源大国の実力―食料からエネルギー、鉱物まで1 自給率230%を誇る世界の食料庫 2 エネルギー――国家存続の核心3 重要鉱物―温暖化と地政学の交差点コラム(1) 恐竜と石炭と古生物と第二章 知られざるハイテク先進国―AIから量子まで 1 AI国家戦略2 量子を制する者が世界を制す3 最先端技術をビジネスへコラム(2) シルク・ドゥ・ソレイユ第三章 移民立国の理想と現実1 移民国家カナダの誕生と発展2 現在の移民制度の概要 3 「過剰な移民」という世論をめぐってコラム(3) 柔道とカナダ第四章 地球温暖化対策への挑戦と苦悩1 トルドー政権の取り組み2 グリーン・エコノミー最前線3 地球温暖化対策をめぐる国内の難題コラム(4) ジョニ・ミッチェルの音楽的冒険と予言第五章 ミドルパワー外交の地平 1 カナダ外交を読み解く3つの視点2 南の巨象・アメリカ合衆国3 インド太平洋戦略 コラム(5) メープル・シロップ終章 日加関係の「新しい時代」へ
作品情報
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