「支那哲学」の誕生 東京大学と漢学の近代史 電子書籍版
8140円(税込)
作品内容
学問の中心であった漢学が江戸期から明治期に至っていかに変容したのか。西洋の学問が流入し、新しい教育制度のなかで、東京大学を中心とする近代日本のアカデミアによって学問史、思想史がいかに継承され展開していったのか、井上哲次郎・島田重礼・服部宇之吉といった教授陣を丹念に追って明らかにする。【主要目次】序章 東京大学と近代漢学第1章 漢学から「支那哲学」へ――草創期の東京大学および前身校における漢学の位置と展開第2章 漢学から「日本哲学」へ――井上哲次郎による世界発信の挑戦とその挫折第3章 漢学から「実用支那学」へ――井上(楢原)陳政を中心とした明治期の漢学改革論第4章 「孔子教」の前提――島田重礼と服部宇之吉第5章 漢学から「孔子教」へ終章 中心と周縁
作品情報
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