この日本語、どこからきたニャン? 語源図鑑 電子書籍版
1540円(税込)
作品内容
ニャるほど!言葉って人間の歴史だったのか!「やばい」「あざとい」「めちゃくちゃ」「お疲れ」「ピンキリ」……などなど普段なにげなく使っている言葉の語源が、かわいい猫の写真といっしょに、癒されながらまるわかり!日本語の奥深さを味わいつくせる1冊です。~はじめにより抜粋~この本は、言葉をテーマにした本です。それも、特別な言葉、むずかしい言葉ではなく、ごくありふれた言葉。でも、どうでしょう。「どうしてケチのことをケチと言うか、ごぞんじですか?」そう言われると、うっと言葉に詰まらないでしょうか。ケチって漢字でどう書くっけ? え、そもそも日本語?……あたりまえのように使っているのに、本質的な意味を聞かれると、答えられない。この本では、そんな言葉の意味や起源などを詳しく紹介していきます。世界にはたくさんの表現があって、たくさんの言葉がある。それは、「人がいたから」です。言葉には、そのとき人々が込めた感情や、社会の背景があり、その都度、いろんな形・意味に変わってきました。でもその一方で、千何百年も変わらず、使い続けられている言葉もあります。だから、言葉は歴史。「人の営みの歴史そのもの」なのです。……でも、言葉だけではちょっとむずかしい感じがするかもしれないので、「ネコたち」に協力してもらいました。言葉の起源や歴史を、キュートなおネコさまの(たまに他の生きものたちも)写真とともに紹介する。そんな本です。「え、なんでネコ?」と思いました? 実は、会社の人にも言われたんですよね。でも逆に聞きますけど、猫で不都合なことあります!? と反論したのですが(心の中で)、一応こう説明しました。「猫と言葉の相性は最高で、シンクロ率が『∞』になるからです」。もちろん、ぽかんとされました。いや……こればかりは、言葉で説明するにはちと文字数が足りない……「百聞は一見にしかず」とも言います。ということで、ようこそ、楽しい日本語の世界へ!<コンテンツ例>●時代とともに意味が変わっていった言葉「まさか」「ちょろい」「ケチ」「がんばる」「あざとい」「すごい」など●調べたことなかったけどいつもそこにある言葉「はい・いいえ」「なるほど」「めんどくさい」「まじめとマジ」「おまえ・あなた」など●時代の中で生まれたナウな言葉「やばい」「きみとぼく」「めちゃくちゃ」「ややこしい」「やけくそ」など●時を経ても変わらない言葉「おもしろい」「ろくでもない」「うるさい」「むなしい」「男と女」など
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧