ソ連秘密警察リュシコフ大将の日本亡命 電子書籍版
1980円(税込)
作品内容
日中戦争の最中の1938年6月13日、満洲とソ連の国境で、ひとつの亡命事件が発生した。ソ連から逃亡してきた男の名前は、ゲンリフ・サモイロヴィッチ・リュシコフ。ソ連秘密警察の高官でスターリンの右腕としてウクライナでの虐殺を指揮していた「大物」だった。秘密戦の専門家だったリュシコフは、対ソ戦のブレーンとして日本軍に協力していくことになる。ノモンハン事件、太平洋戦争の開戦、そして日本の敗戦……リュシコフはどのような役割をはたしていたのか? また、リュシコフの亡命の真の意図とは?歴史の闇に葬られたソ連最大の亡命事件、その意義を「秘密戦」をキーワードに解き明かす。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ