地平 2025年12月号 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
不戦の東アジア、ジェノサイドに立ち向かう 今回は、戦後80年を迎え、石破談話が出された情勢を踏まえつつ、戦争責任と加害の記憶を問いなおす「加害と和解ーー東アジアの不再戦のために2」がメインの特集です。 また、休戦へと向かうなかイスラエルのジェノサイドに屈しない姿勢を見せる国際的なこのかんの動きを追った「沈黙を拒むーージェノサイドに抗議する国際社会」、異例の流れで結審まで進もうとしている山上徹也被告の裁判を念頭においた「宗教2世の苦悩」特集もあわせてご期待ください。 なお、最終回となる連載もありますので、こちらにもぜひご注目ください。 ●口絵 Sounds of the World イランのマシュハドで民俗楽器ゲイチャクを演奏する男性●口絵 左派候補の躍進●知層 News In-Depth●抵抗は続く――アメリカの大学でこの一年に起きたこと大矢英代(カリフォルニア州立大学)●虚飾の防衛イノベーション(上)軍事研究大国化の企てと内実千葉紀和(毎日新聞)●入管法は国際法に反しているーー控訴審で問われるものは?神田和則(ジャーナリスト)●特集1:加害と和解ーー東アジアの不再戦のために2●特集2:沈黙を拒むーージェノサイドに抗議する国際社会●特集3:宗教2世の苦悩●〈連載〉日本の公安警察2025 第6回 警察全体の“公安化”青木 理(ジャーナリスト)●〈短期連載〉実力行使の民主主義――高知パルプ生コン事件(2)坂手洋二(劇作家・演出家)●〈連載〉テック・ジャスティス――公共性と倫理ある人々の技術へ 第6回 データセンターの破滅的拡大内田聖子(ジャーナリスト)●〈連載〉ルポ 無法労働――非正規公務員の荒野 第6回(最終回) 荒野からの脱出竹信三恵子(和光大学名誉教授)●〈連載〉歌舞伎町で。第6回 世界各地の実践と議論に学ぶ仁藤夢乃(Colabo代表)●〈連載〉ウクライナ通信 第18回 避難を強いられる人びと尾崎孝史(写真家)●〈連載〉いくつものフォルモーサへ 第11回 像は島々をめぐる今福龍太(文化人類学者・批評家)●書評 Independent Book Review 驚愕のいじめ事例群――『大日本イジメ帝国』早川タダノリ(編集者)●編集部のイチオシ新刊●個と場と本 第17回 排他的ではない物語のために磯前大地(くまざわ書店八王子店)●Sounds of the World 第18回 イランのマシュハドで民俗楽器ゲイチャクを演奏する男性石田昌隆(フォトグラファー)●読者投稿●編集後記
作品情報
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