地平 2025年9月号 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
完全勝訴の本質! 今回は、長いあいだの憲法裁判を経てついに原告勝訴となった生活保護訴訟に関連して、生活保障の現状を考えた「生きる砦を築く」を特集します。 また、戦後80年に際して、東アジアの平和外交について特集した「東アジアの不再戦のために」、あのときのヒロシマを追いかける「ヒロシマ史論」特集、そして、アメリカの動きにより岐路に立たされている「トランプ時代の気候正義」特集もあわせてご期待ください。 ●口絵--Sounds of the World--寺尾紗穂●目次●口絵--地球が暑すぎる●本扉●知層 News In-Depth●〈連載〉テック・ジャスティス――公共性と倫理ある人々の技術へ 第3回 接続は人権――生存と自由を賭けたネット遮断との闘い内田聖子(ジャーナリスト)●関西生コン弾圧事件の本質永嶋靖久(弁護士)●特集1:生きる砦を築く――生活保護から生活保障へ●特集2:東アジアの不再戦のために●特集3:ヒロシマ史論●特集4:トランプ時代の気候正義●飢えか銃かーーイスラエル軍によるパレスチナ人への「死の罠」アハメド・アハメド、イプティサム・マハディ(共にガザ出身ジャーナリスト)●〈短期連載〉イスラエル極右とガザ”戦争”(中)――「カハネ国家」への道赤尾光春(国立民族学博物館)●〈連載〉歌舞伎町で。第3回 「家族の助け合い」という言葉が隠すもの仁藤夢乃(Colabo代表)●〈連載〉ルポ 無法労働――非正規公務員の荒野 第3回 「公僕」から「公奴」へ竹信三恵子(和光大学名誉教授)●〈連載〉いくつものフォルモーサへ 第8回 仮面のなかの「忘れられた」歴史今福龍太(文化人類学者・批評家)●〈連載〉ウクライナ通信 第15回 海外からの支援者たち尾崎孝史(写真家)●〈連載〉台湾・麗しの島だより 第15回 ポテヒ――禁じられた台湾伝統芸能と移行期正義栖来ひかり(文筆家)●書評 Independent Book Review 現代日本の植民地主義との連続性を問う李杏理(東京経済大学)●映画評 Independent Movie Review 押し寄せる歴史修正の波に抗して――映画『摩文仁』評南 彰(琉球新報)●バックナンバー●編集部のイチオシ新刊●個と場と本 第14回 言葉にならない言葉と向き合う磯前大地(くまざわ書店八王子店)●Sounds of the World 第15回 寺尾紗穂石田昌隆(フォトグラファー)●読者投稿●編集後記
作品情報
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