地平 2025年8月号 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
参院選に向けた珠玉の単発企画! 今回は、戦後80年を迎える今年、日本の平和主義を脅かすさまざまな動きがさらに活発化していることへの継承を鳴らす、「不戦の100年へ」を特集します。 また、核保持への意欲にくり返し言及する日本の政治状況と、高まりつつある核戦争の脅威を照準に入れた、「これからの反核」特集もあわせてご期待ください。 今回は、人道に対する罪をさらに深めるイスラエルや、参院選を意識した、力のこもった単発記事も満載です。 ●口絵 Sounds of the World●目次●口絵●本扉●知層 News In-Depth●イスラエル極右とガザ”戦争”(上)――蘇るカハネ主義の脅威赤尾光春(国立民族学博物館)●イスラエルが真に恐れるべきものオーリー・ノイ(イラン出身ジャーナリスト)●学術会議の解体――今後の課題小寺隆幸(元京都橘大学教授)●日本学術会議の独立性と自主性の尊重と擁護を要請する声明梶田隆章・山極壽一・大西 隆・広渡清吾・黒川 清・吉川弘之●夫婦別姓を「問題」とするのは誰か坂田奈央(東京新聞)●医療費抑制政策の転換を伊藤周平(鹿児島大学)●差別主義の公認――排外主義に同調する政治家たち藤岡美恵子(法政大学非常勤講師)●先住民族の研究倫理指針策定をめぐる「学問の差別」木原育子(東京新聞)●労働者使い捨てとの闘い大椿裕子・藤川瑞穂●ルポ 無法労働――非正規公務員の荒野 第2回 公務員小国への道竹信三恵子(和光大学名誉教授)●特集1扉●もう戦時体制です田中優子(法政大学名誉教授)●東アジアの中の立憲平和主義――過去・現在・未来君島東彦(立命館大学)●日本の平和主義の終焉─なぜ戦争から学べないのか三上智恵(映画監督)●戦争の被害者にも加害者にもならないために吉田敏浩(ジャーナリスト)●特集2扉●核戦争の脅威ーー東アジアの核使用リスク削減にむけて鈴木達治郎(NPO法人ピースデポ)●脱原発・核軍縮の結節点――プルトニウム・高濃縮ウラン問題松久保 肇(原子力資料情報室)●核廃絶の現在地と日本――東アジアの核軍縮に向けて浅野英男(核兵器廃絶キャンペーン)●〈座談会〉核廃絶という議題の再設定のために高垣慶太・田中美穂・徳田悠希・山口雪乃●日本の公安警察2025 第5回 市民社会の監視青木 理(ジャーナリスト)●若者が排除されない社会のために――大阪ミナミの繁華街から今井紀明(D×P理事長)●歌舞伎町で。第2回 「少女を守る」と胸を張るおじさんたちが守りたいもの仁藤夢乃(Colabo代表)●テック・ジャスティス――公共性と倫理ある人々の技術へ 第2回 データの権力を可視化する内田聖子(ジャーナリスト)●いくつものフォルモーサへ 第7回 黄春明文学と島々の声今福龍太(文化人類学者・批評家)●ウクライナ通信 第14回 戦死兵が伝えるマリウポリの3カ月尾崎孝史(写真家)●台湾・麗しの島だより 第14回 「好兄弟」を迎える日に思う陳文成のこと栖来ひかり(文筆家)●書評 Independent Book Review 居場所がない!─生きづらさの背景にあるもの田仲康博(社会学者)●編集部のイチオシ新刊●個と場と本 第13回 ややこしい地域と向き合う森本浩平(ジュンク堂書店那覇店)●Sounds of the World 第14回 ビヨンド石田昌隆(フォトグラファー)●地平社の既刊書案内●地平バックナンバー案内●読者投稿 読者の地平●編集後記
作品情報
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