リスボンの窓 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ◆第十三句集ころがしておけ冬瓜とこのオレと七〇歳で大学を退職した私は、時折、リスボンの靴屋の裏へ行き、気ままに過ごしてきた。その気ままな気分がもしかしたらこの句集にあるかも。リスボンの空は今日も青い。(あとがきより)◆作者のある日の自選十句柿くえばパウル・クレーと友だちに水ぬるむカバにはカバが寄り添ってついさっきホタルブクロを出た人かしっぽまで赤くて人参身がもたんねじ花が最寄りの駅という日和あんパンと連れ立つ秋の奈良あたりころがってアリストテレスと冬瓜と桜咲くくすんと蝶がうんこしてリスボンの靴屋の窓かヒヤシンス緑陰で大工さんとか呼ばれたい
作品情報
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