自由とセキュリティ 電子書籍版
990円(税込)
作品内容
安全への渇望か――。それとも、多様性の重視か――。私たちはいったい何を望んでいるのだろうか?ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の思想家の名著から“今”を読む【推薦コメント】人権か、覇権か。究極の難問に答える先人たちのエッセンスが詰まっている。政治学者・姜尚中氏より一流の思想を学ぶことは、三流の思想に囚われないためのセキュリティになる。憲法学者・長谷部恭男氏より【内容】新型コロナ・ウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった――。本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著者が、ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の政治思想家の名著をアクチュアルに読解。権力の一元化への衝動が強まる昨今の状況に一石を投じる。真偽不明な情報や言説が飛び交う中、よりよく生きるための羅針盤は、古典の言葉にこそある。【目次】第1章:ミル『自由論』を読む第2章:ホッブズ『リヴァイアサン』他を読む第3章:ルソー『社会契約論』他を読む第4章:バーリン「二つの自由概念」他を読む第5章:シュミット『政治的なものの概念』を読む第6章:フーコー『社会は防衛しなければならない』を読む
作品情報
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