日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題 文化の架橋者たちがみた「あいだ」 電子書籍版
2750円(税込)
作品内容
日本文学は「どうしても翻訳できない言葉」で書かれてきた、と大江健三郎は言う。事実、谷崎も川端も三島も、英訳時に改変され、省略され、時に誤読もされてきた。なぜそのまま翻訳することができないのか。どのような経緯で改変され、その結果、刊行された作品はどう受け止められたのか。米クノップフ社のアーカイヴ資料等をつぶさに検証し、一九五〇~七〇年代の作家、翻訳者、編集者の異文化間の葛藤の根源を初めて明らかにする。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ