レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ 電子書籍版
2640円(税込)
作品内容
《田園交響曲》《南極交響曲》《天路歴程》《「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント》……20世紀の動乱のなか、イギリスの政治や社会を背景として、先達エルガー、盟友ホルストらとともにイギリスならではの「国民音楽」を探求し、フィンジ、ブリテン、ティペットら後進の作曲家たちを鼓舞しながら「イギリスの声」をもとめた85年の生涯と不朽の名作の数々を、イギリスを代表するジャーナリストが描ききる。近代イギリス音楽史のみならず、戦争と音楽をめぐる第一級の資料として、いまこそ読まれるべき一冊。──林田直樹(音楽ジャーナリスト・評論家)ロンドン在住のヴァイオリニスト小町碧と英文学者・高橋宣也による読みやすく格調高い翻訳と、日本版だけに掲載された多数の貴重な写真も魅力。巻末では、NHK-FM「鍵盤のつばさ」パーソナリティとしても人気の作曲家・加藤昌則が9曲の交響曲の聴き方を親しみやすくガイド。
作品情報
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