身近な「匂いと香り」の植物事典 電子書籍版
2200円(税込)
作品内容
においの正体と薬効動けず、声も発しない植物たちが獲得した特徴とは!?バラは咲き始めに一番香りがよいのはなぜ?イチョウのタネはなぜ臭い?花ではなく根に芳香成分がある植物は?薬草研究の第一人者によるユーモアあふれる解説。誰かに言いたくなる、おもしろ知識が満載!東京薬科大学で長く薬用植物、生薬を研究してきた著者が、その豊富な知識と経験を、「におい」という視点から解説します。植物の放つにおいはバラのような芳香から、ドクダミの臭気までさまざまありますが、どれも「種の存続」という同じ目的で発しているものです。植物が生育する環境によって、大きく変わる生態は100種類の植物であれば、100とおり。もちろんにおいも100とおりです。それぞれが個性的で、解説も非常にわかりやすく興味をそそります。数多くのアロマ、ハーブ協会で理事等を務める筆者が、その集大成として著しました。アロマ・ハーブ愛好家、アロマセラピストはもちろん、植物のにおいに敏感な園芸愛好家も、手元に置いておきたい必携の一冊!イエライシャン……甘い香りで夜行性の昆虫を誘うコノデガシワ……発毛の薬効は試す価値ありジンチョウゲ……甘酸っぱい香りで魅了されるも食用厳禁チョウジ……その昔、世界経済を動かした芳香植物トウモロコシ……におい成分には口臭と同じ成分もヒノキ……香りだけでなく、木材として優れた特徴をもつ etc.
作品情報
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