東京人 2025年3月号 電子書籍版
860円(税込)
作品内容
東京人2025年3月号 特集「進化する「物流」 七道駅路、北前船から宅配便へ」 私たちの生活品や食卓に並ぶ品々、身の回りのものはすべて物流によって成り立っています。日本では古代から遠隔地間を結ぶ流通網が形成され、その進化は消費者の生活を更新し続けてきました。 古代の七道駅路形成から始まる“意外と知らなかった”物流史はもちろん、現代の物流施設や2024年問題に至るまで、日本物流のあゆみと課題を紐解きます。 月刊「東京人Tokyo-jin(とうきょうじん)」は1986年に、<都市を味わい、都市を批評し、都市 を創る<をキャッチフレーズに、新機軸の都会派総合誌として誕生しました。 月刊「東京人」では、 東京を舞台に生きるヒト[東京人]のあり方を模索し、彼らが創り上げていく歴史・文化・風俗・建築物・文学・風景など「東京」という舞台が生み出すさまざまな事象を、毎号の特集で探っていきます。 ●【AD】●電車凸凹風景(16)小田急線 南新宿駅界隈 残雪をよけて上る副都心へ 絵、文・小川真二郎●東京空撮案内(39) ビル、ビル、ビル 写真、文・吉永陽一●march 2025 no.490 contents●[東京点画]田中庸介「東大にツリーハウス」●[東京点画]岡本健「ゾンビのVTuber」●[東京点画]若林恵「本をつくる人のための本屋」●特集 進化する「物流」 七道駅路、北前船から宅配便へ●[座談会]苦瀬博仁×岩間正春×橋本雅隆 日本は再び物流重視の時代へと回帰せよ 司会・高橋栄一 文・金丸裕子●ヤマトグループ 羽田クロノゲート 宅急便の裏側を見て学ぶ! 文・金丸裕子●〈飛鳥、奈良、平安時代〉七道駅路は、現在の道路ネットワークの礎 文・近江俊秀●〈鎌倉、室町、安土桃山時代〉市、馬借、問丸、楽市令 独占的な物流網の発展と排除 文・宇佐見隆之●〈江戸時代〉情報、金融、文化を運んだ飛脚の役割 文・巻島隆●〈江戸時代〉北前船、尾州廻船、奥筋廻船 商人たちが生み出した海運ネットワーク 文・斎藤善之●〈幕末~明治初期〉東京にもあった「絹の道」 文、写真・内田宗治●足立区「運ぶクルマ」図鑑 農家、町工場、市場、商店街を行き交う! 文・山野健一●アライプロバンス葛西A棟 都心を臨む適地に新設されたマルチテナント型物流施設 新井太郎(アライプロバンス) ●競合から協働へ 荷主企業の挑戦 塚田哲也(サントリーホールディングス) 文・佐々木聖●[座談会]岡田真結(三井不動産)×池田智(日鉄興和不動産)×熊田貴之(ブルーイノベーション) MFLP・LOGIFRONT 東京板橋 都内最大規模の「街づくり型物流施設」誕生! 産官学連携で、物流の課題、地域の課題を解決! 文・松井美緒●〈物流博物館〉平原直が掲げた荷役の近代化 文・玉井幹司●書店に本を届けるために──出版流通の現在地 文・長岡義幸●「物流」映画は、社会を映す 「トラック野郎」から『ラストマイル』まで 文・長野辰次、絵・ヤマサキタツヤ●クロネコヤマトミュージアム 100年の歴史をめぐる 文・黒田涼●東京人の増刊号/都市出版の書籍●東京異国ごはん巡り(9) モンゴル「シリンゴル」 草を喰む、羊を喰む 文・池澤春菜、写真・伊東武志●曇天記(197) 法医学者の午後 文・堀江敏幸、写真・鈴木理策●都市と環境(11) 今宵はホッピーをこの店で! 千鳥ヶ淵 世界が羨む桜の都 文・和田博幸●バップナンバー●年間購読●[単発読み物]井上芳雄(俳優) 帝国劇場 研鑽を積み、自分の変化を確かめる場所 文・後藤隆基●[単発読み物]終わらない戦後処理 不発弾は語る 文・千地健太●[Close up TOKYO]Interview山上庄子(Palabra 代表取締役社長)●Books 本 河合香織(ノンフィクション作家)●Books 本 武田 徹(評論家、専修大学教員)●今月の東京本●Culture 映画・美術・舞台・古典芸能●City 街 東京ネットワーク●東京つれづれ日誌(177) 久世山界隈をめぐる 文・川本三郎●編集後記、次号予告●【AD】●【AD】
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧