東京人 2025年1月号 電子書籍版
860円(税込)
作品内容
東京人2025年1月号 特集「東京Y字路散歩」 まちを歩いていて、ふと出会う二方向に分かれた道。分かれ道、追分とも呼ばれた三叉路は、横尾忠則さんが2000年から発表をはじめた「Y字路」シリーズもあり、多くの人がY字路と呼ぶようになりました。 はたしてY字路は、どのようにして生まれたのでしょうか――。 都市計画、暗渠、地形、鉄道などの形成理由とともに、Y字路に迷い込んでしまった人たちのY字路愛をお届けします。 月刊「東京人Tokyo-jin(とうきょうじん)」は1986年に、<都市を味わい、都市を批評し、都市 を創る<をキャッチフレーズに、新機軸の都会派総合誌として誕生しました。 月刊「東京人」では、 東京を舞台に生きるヒト[東京人]のあり方を模索し、彼らが創り上げていく歴史・文化・風俗・建築物・文学・風景など「東京」という舞台が生み出すさまざまな事象を、毎号の特集で探っていきます。 ●【AD】●電車凸凹風景(14) 東急東横線 代官山駅 暗闇から冬暮れに駆け上がる 絵、文・小川真二郎●東京空撮案内(37) 西武鉄道萩山駅 写真、文・吉永陽一●january 2025 no.487 contents●[東京点画]panpanya「いいにおいのドブ」●[東京点画]松重暢洋「視界が開けて、“東京”が広がる」●[東京点画]スズキナオ「知らない街で眠りたい」●扉●[対談]横尾忠則×糸井重里 「Y字路」シリーズ25年 意味なく恋して描き続ける 文・吉田千春●特集 東京Y字路散歩●能町みね子 渋谷の分岐 ランドマークを歩く●[私の好きなY字路]松尾諭 渋谷区宇田川町●[私の好きなY字路]東利恵 渋谷区神宮前●西村幸夫 Y字路はどうやって生まれる?●〈坂〉江戸の坂はどっち? 時代のズレをかぎわけ上り下り 文・山野勝 ●[私の好きなY字路]大竹昭子 住所不定●[私の好きなY字路]種田陽平 パラダイス通り●〈暗渠〉組み合わせも見どころもいろいろ 桃園川の別の顔を探して 文、写真・高山英男 ●〈江戸〉当時を偲ぶ古道の三叉路 文、写真・荻窪 圭 ●〈多叉路〉道が交差分岐するところに歴史あり 文、写真・荻窪 圭●[私の好きなY字路]藤森照信 国立市東●[私の好きなY字路]細馬宏通 新宿区歌舞伎町●〈アニメ〉分かれ道に何を委ねてきたのか? 文・遠藤大礎●〈絵画〉Yというかたちの神秘 文・神原正明●〈不動産と建築〉不整形地物件を社会は求めている 文、写真・中川寛子●〈スリバチ〉「気配」を感じる、地形の転換点 文、写真・皆川典久●〈台湾〉記憶のミルクレープ 文、写真、絵・栖来ひかり●自社広告●立正大学地球環境科学部 地理教育100年、学びの場はフィールド 島津弘(立正大学地球環境科学部教授) 文・佐々木聖●〈京都〉「碁盤の目」を崩す斜めの道 文、写真・重永瞬●〈残余地〉会いにいける路上のアイドル 文、写真・島野翔●〈鉄道〉既存の直線道路と線路の交差 文、写真・今尾恵介●〈鉄道〉線路の分岐が描くY字形●〈鉄道〉廃線の痕跡●「水と生きる」サントリーの次世代環境教育 「水育」は100年先の森と水を守るプログラム 文・佐々木聖●東京異国ごはん巡り(7) インド「ムンバイ四谷店+The India Tea House」 青の世界、インド伝統菓子 文・池澤春菜 写真・伊東武志●曇天記(195) バッタじゃない、すいっちょんだ 文・堀江敏幸、写真・鈴木理策●都市と環境(9) 今宵はホッピーをこの店で! 文・野田研一 東京港野鳥公園 埋立地の隙間に生まれた自然あふれる「都市公園」●バックナンバー●年間購読●[単発読み物]鉄道、住宅から、カルチャーまで 街をつくった「東急」の100年 文・浦島茂世●[単発読み物]大人のための 東洋哲学入門 文・しんめいP●[Close up TOKYO]Interview 更谷伽奈子(ストレンジャー株式会社取締役社長)●Books 本 湯原法史(編集者)●Books 本 河合香織(ノンフィクション作家)●今月の東京本●Culture 映画・美術・舞台・古典芸能●City 街 東京ネットワーク●東京つれづれ日誌(175) 知られざるスイッチバックの世界 文・川本三郎●編集後記、次号予告 ●【AD】●【AD】
作品情報
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