東京大学三崎臨海実験所 その歴史と未来へ向けて 電子書籍版

  • 東京大学三崎臨海実験所 その歴史と未来へ向けて 電子書籍版
  • 4180円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    明治期に創立された三崎臨海実験所は、世界でも最も歴史の古い臨海実験所のひとつとして、日本における生物学の発展に大いに貢献してきた。近代日本の幕開けから現在にいたるその歩みを丁寧に振り返りながら、今後の海洋生物学研究・教育拠点としての実験所の展望を示す。【主要目次】1.明治期の三崎臨海実験所(1886-1912年)1.1 三崎臨海実験所前史1.2 三崎臨海実験所の創立1.3 入船時代――三崎臨海実験所の黎明期1.4 油壷移転――新しい実験所の幕開け1.5 実験所の大拡張――研究教育活動の基礎の確立2.大正期の三崎臨海実験所(1912-1926年) 2.1 実験生物学の導入2.2 大正期の研究の動向3.昭和期の三崎臨海実験所(1926-1989年)3.1 実験生物学研究の進展3.2 実験所水族館の建設3.3 実験所本館の建設3.4 実験所建物の消長3.5 太平洋戦争と実験所3.6 太平洋戦争後の実験所4.平成期前半の三崎臨海実験所(1989-2004年)4.1 新実験研究棟の建設4.2 実験所で活躍した船たち4.3 平成期前半の研究活動4.4 実験所の教育活動――臨海実習5.平成期後半から令和期の三崎臨海実験所(2005年~現在)5.1 三浦真珠プロジェクトと三崎臨海実験所5.2 21世紀における三崎臨海実験所での研究5.3 海洋生物学100周年記念館・水族館の取り壊しと教育棟建設5.4 マリンバイオ共同推進機構(JAMBIO)5.5 三崎談話会の復活6.相模湾の豊かな生物相とその保全――三崎臨海実験所周辺6.1 実験所周辺の生物相6.2 実験所周辺の生物の保全活動6.3 生物保護区の設定7.三崎臨海実験所人物記7.1 実験所のスタッフ7.2 実験所に足跡を残した研究者7.3 天皇家と三崎臨海実験所8.日本の臨海実験所の未来への歩み8.1 国立大学理学部附属臨海実験所8.2 日本と欧米諸国の臨海実験所8.3 日本の臨海実験所の将来構想8.4 国立大学臨海実験所等の再編に関する提言8.5 臨界実験所の未来へ向けて付表1 三崎臨海実験所略年表付表2 三崎臨海実験所歴代所長、教員、職員一覧付表3 三崎談話会付表4 昭和期・平成期前半における研究の一例(教員・大学院生の研究題目)付表5 団 勝磨、団ジーン、磯野直秀関連資料付表6 マリンバイオ共同推進機構(JAMBIO)メンバー付表7 1900年までに開設された世界の臨海実験所

作品情報

出版社
東京大学出版会
提供開始日
2023/12/15
ジャンル
ビジネス・実用

作者の関連作品作者の作品一覧