世界2025年9月号 電子書籍版
1045円(税込)
作品内容
【特集1】政党政治の果て 先の参院選では、「日本人のための政治」を掲げる政党を多くの人々が選んだ。有権者を動かしたのは、生活不安か、内なる排外主義か。現金給付、減税、社会保険料……。物価高対策に加え、外国人政策が大きな争点とされ、与党は大敗、既成野党の得票数も減少する一方、参政党や国民民主党など新興政党が支持を伸ばした。既成政党が切り捨てられ、液状化する政治。時代の分かれ目でどう踏みとどまるか。【特集2】ガザのいま、中東の未来 ガザでは人道支援すら武器化され暴力そのものとなり、飢饉が迫る。イスラエルはガザ戦争を続ける過程で、レバノン、シリア、そしてイランなど周辺国への攻撃も強めてきた。応酬を経て反対勢力との「停戦」に至るも、パレスチナへの暴力は止まることなく苛烈さを増している。イスラエルの入植者植民地主義が地域を覆い尽くそうとする中東政治の転換点は、世界史の岐路でもある。失敗を、忘却を、これ以上繰り返してはならない。※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
作品情報
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