私の体がなくなっても私の作品は生き続ける 電子書籍版

  • 私の体がなくなっても私の作品は生き続ける 電子書籍版
  • 1485円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    一〇八歳で逝った世界的美術家の未公開画文集。美しく老いるとは、こういうことだ.。2021年に亡くなった世界的美術家・篠田紅桃氏。彼女が知られざる「人生の弟子」に託していた、未公開の作品と言葉による、最後の画文集。人生とは、芸術とは、老いとは、死とは。「心に宿るもの、心にきざすもの、思い、それを『可視のもの』にしたい。『かたち』を創りたい。私の若い心からの願望、到達点のない、生ける限り続く、ねがうかたち。しかし現実には、晩年になってしまった。心中の『真にうつくしいもの』は、いつも逃げ水のように、少し彼方から、私を招いている」(本書より) 本書に収録されている作品は、大半は桃紅氏が80歳を過ぎてからのものだ。人生百年時代と言われるいま、「どう老いるか」 「どう死ぬか」 「死んで何をのこすか」 は、すべての人の関心事となっている。本書は、その問いに対する、世界的美術家からの「答え」とも言える。

作品情報

ページ数
118ページ
出版社
講談社/文芸
提供開始日
2023/12/05
ジャンル
文芸

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ